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「メンタル弱い」「細かいこと気にしすぎ」
面と向かって言われたことはなくても、家族など近しい存在からは、空気で感じることがある。
ときには言葉にされることもありました。
HSPという概念について、今まで夫に話したことはありません。
「それで?」って顔をされるのが目に見えているからです(笑)
だけど義母には「あなたの反応は異常。HSPって病気なの?治らないの?」と言われたことも。
義母は長いこと会社の上層部の役割をしてきた人なので、HSPという概念について耳にしたり、
実際にHSPの人と関わってうまく行かなかったこともあったそうです。
HSPママとして、日々感じていることを正直に書いてみました。
「HSPは病気じゃない」とわかっていても、近しい人から否定されると、揺れてしまう。
たとえ理解を得られなくても前を向く方法はある。
同じように辛い思いをされているHSPママのに、少しでも参考となる部分がありましたら嬉しいです。
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HSPは病気じゃない。「気質」です。

HSPとは何か|アーロン博士が提唱した概念
このブログをご覧の方の中にはご存じの方も多いと思いますが、
HSPは病気ではありません。あくまで「気質」です。
HSPとは「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略で、1996年にアメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱した概念です。生まれつき刺激に対して敏感で、情報を深く処理する傾向を持つ人のことを指します。
研究によると、5人に1人(約20%)にこの特性があるとされています。ですので、珍しいことではありません。

「治らないの?」という問いへの答え
「治らないの?」とよく聞かれますが、病気ではないので「治る」「治らない」という概念自体がそもそも当てはまらないんですよね。
HSPはグラデーション
それと、これは私の感覚によるところもありますが、「ここまでは非HSPでここからがHSP」という明確な線引があるというのではなく、刺激に対して敏感な度合いはグラデーションになっていて、刺激が入ってくる量が少ない人から多い人まで様々ある。十人十色の中で、一定上の人を「HSP」と呼ばれている、ということだと理解しています。
「何が疲れることがあるの?」と言われるHSPの日常

授業参観に行っただけで疲れ果てた日
午後から仕事を休んで授業参観に行った日のこと。
確かに、午後からは仕事をしていないので客観的に見れば「休んでた」日です。
でも「休んでた日」という表現はとてもしっくりこないのは皆さんよくお分かりのことと思います。
人が多い場所に行くだけで、メンタルがじわじわと削られる。
ママ友との会話も、一言一言に気を遣う。
ルーティンをこなす仕事の方がよっぽど楽なんですよね。
帰宅して家事をいくつか片付けた後ぐったりしていたときに夫に言われたのは
「授業参観行っただけじゃん。何でそんなに疲れるの?」
という言葉。
ちゃうねん。私にとっては、それが疲れることやねん。(変な関西弁)
義母へのLINE返信も、地味に削られる
私にとって、日々神経がすり減るタスクの1つは、義母へのLINEの返信です。
一行の返信を送るだけで、言葉の選び方、受け取られ方、絵文字へのバランス、次にどう返ってくるか。
無意識に考えてしまいます。地味に、でも確実に、自分の中のものがすり減っていく。
夫からすると「何でそんなに疲れるの?」と思うことであり、それはそれで正解だと思っています。
これは、入ってくる刺激の量が多くない人には分からない感覚なのですね。
私が望むのは理解ではなく、HSPの市民権
「理解してほしい」ではないんです。
そういう人間も世の中にいるってことを、認めてくれるだけでいい。
私が望むのは理解や共感ということではなく、HSPの市民権です。
義母に言われた「あなたの反応は異常よ」

義妹との折り合いがつかなかった話
義妹とちょっとしたトラブルがあった時のことです。
義妹は「無料」「安い」に目がない人。
収入は私たちよりずっと多いのに、私のアマプラのアカウントを使い回してきたり、Amazonの無料配送を使って注文を頼んできたり…。
一緒に出かけなければならない予定が入り、日程調整をしていたときのことです。
義妹は「安く済ませたいから」と、交通費が安くなる日程をいくつか提案してきました。
私は、自分が調整可能な日程を知らせるとともに、どうしても外せない予定がある日が1日あったため、その日は外して欲しいと伝えました。
その日を外しても調整は可能で、金銭的なマイナスが発生することもなかったのですが、私が外せない予定があることを伝えたことが「安く済ませることを最優先に考えていない」と受け取った義妹は納得がいかなかったようで、溝ができました。
それを聞いた義母が、私にも非があると言ってきました。義母からすれば、嫁よりも実の娘を正しいと見たい。それはある意味自然なことかもしれません。
「異常よ」に対する私の答え
義母の的はずれな問いかけに対し、「どこがでしょうか」と聞き返したら、
「そうやって言い返してくる。あなたのその反応は異常よ。あなた、HSPでしょ!HSPって病気なの?治らないの!?」
と言われました。
私は静かに答えました。
「HSPは病気ではなく気質なので、死ぬまで変わりません。それと、人より多く刺激を受け取るので、相手が考えていること、感じていること、結構当たりますよ。」
義母は何も言えなくなっていました。
理解できないことを否定しない
HSPの私を「異常」と言われたのは、正直ちょっとだけ傷ついたけど、義母のようなタイプはそう思うだろうと思った。
人は同じ世界に生きているように見えて、考え方・受け取り方・価値観はみんな違う。
それぞれ自分の世界に住んでいるから、分かり合えないことはあります。
だけど、自分が理解できないものを頭から否定する姿勢は良くないし、気をつけていかなければならないと義母の言葉が教えてくれました。
夫にHSPを伝えていない理由

伝えようと思ったことはある
私は夫に、HSPだということを伝えていません。
伝えようと思ったことはあります。
HSPを体の仕組みとして理解してもらうことでお互いにコミュニケーションが取りやすくなるかも、と思ったこともありました。
でも頭の中でシミュレーションしてみると、「それで?」という顔をされる未来がありありと見えてしまい(笑)、理解してもらうことが正解ではないかもしれないと思うようになりました。
非HSPには分からない感覚。逆もまた然り。
HSPは見た目では分かりません。
「なんとなくしんどい」「疲れる」という感覚を言葉にしても、なかなか理解されないことも多いですよね。
これは諦めではなく、現実だと思っています。
非HSPには、HSPの感覚は分からない。
それは責めることでも、嘆くことでもない。逆もまた然りと思うからです。
ただ「認めてほしい」、それだけ
ただ、そういう人間がいるということは、認めてほしい。
それだけで十分なのに、その「認める」もなかなか難しかったりしますよね。
では、HSP同士なら分かり合えるの?

HSP同士がいると安心できる理由
HSPの自分には、やっぱり波長が合う人もHSPなことが多い。
安心して話せる。「分かってもらえる」感がある。自分と似た人といる時間は、居心地がいい。
HSPの人が逆境にいる私を察知してくれることもある。話をよく聞いてくれて、「大丈夫ですか、手伝いましょうか」と優しく声をかけてくれる。それはとても有難いことだと思っています。
共感しすぎて、共倒れになることも
でも、難しいところもあります。
HSPは共感力が高い分、私に同情するあまり、私をそのような状況に追い込んでいる人を感情的に否定し始めることもありました。あるいは「自分も同じような経験があって…」と、過去に感じた負の感情が再燃してしまうことも…。
二人して重い空気になってしまうと、お互いに前を向くのにも時間がかかります。共倒れ状態と言えるかもしれません。
理解されることと、前を向くことは別の話
パートナーとして共に歩む人は、よく理解を示してくれるHSPがいいのか、あえて自分とは違うタイプがいいのか。
正直、良し悪しだと思います。理解されることと、一緒に前を向けることは、別の話なのかもしれません。
理解されなくてもできること|自分の足で立つという選択

「分かってもらえない」をデフォルトにする
非HSPに囲まれた環境で、うまくやっていくコツは、「理解はされない」を前提に置くことだと思っています。
「どうして分かってもらえないの」ではなく、「分かってもらえないのがデフォルト」に置き換える。
それだけで、私はだいぶ楽になりました。
他者の理解を待つ前に、自分で変えられることを
理解されないがために、ストレスを感じることはありますし、辛い時もあります。そんな時、こう思うようにしています。
人は一人一人、自分の世界に住んでいる。分かってもらえないのが当たり前。理解し合えないのが当たり前。
それは悲しいことではなくて、シンプルな現実なんですよね。
現実を受け入れた上で、自分にできることをする。
得られるのかどうか分からない他者の理解を待つのではなく、自分で変えられることを少しずつ変えていく。
自分の足で立てる状態にしておく
他者に理解を求めるのをやめた分、自分の行動で未来を変えようと決めました。
私がリクルートエージェントに登録したのも、そのような気持ちからでした。
上司のパワハラで追いやられても、夫に理解を得られなくても、義母に「異常」と言われても、自分の足で立つことができる状態にしておきたかった。
自分の行動で、未来は変えていくことができる。
同じように辛い思いをしているHSPママに、少しでも参考になる部分がありましたら嬉しいです。
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