HSPを疲れさせるエナジーバンパイア対策|心を守る「境界線」の引き方

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「あの人と話したあと、どっと疲れる…」、「嫌いというわけではないけれど、なんとなく近づきたくない…」

会うたびにエネルギーを吸い取られるような相手、あなたの周りにはいますでしょうか?

愚痴を延々と聞かされる、とにかくマウントを取ろうとしてくる、悪気はなさそうだけど距離が近すぎる…。
そういう相手は「エナジーバンパイア」と呼ばれることがあります。
そして、共感力が高く優しいHSPは、残念ながら彼らの大好物でもある…。
今回は、HSPが自分を守るための「境界線」の引き方をお伝えしたいと思います(*´ω`*)

エナジーバンパイアとは?

エナジーバンパイアとは、一緒にいると相手のエネルギーを消耗させてしまう人のことを言います。
本人に悪気がないことも多いのですが、特徴としては次のようなタイプの人がいます。

・会うたびに愚痴や不幸話を延々と話す
・なにかにつけて自分の成功体験や自慢話をしたがる
・人の予定や事情といったプライベートな部分に土足で踏み込んでくる
・「あなたのためを思って」とアドバイスを押しつける
・機嫌の波が激しく、周りに気を遣わせる

こんなサインはありませんか?セルフチェック

□ その人と会ったあと、どっと疲れてしばらく何もできなくなる
□ 会う前から、なんとなく気が重い・憂うつになる
□ 話題がいつも、相手の愚痴や不満で終わっている
□ 「あなたのため」と言われるが、こちらの気持ちは聞いてもらえない
□ 別れたあとも、言われた言葉を何度も思い出してしまう
□ 相手の機嫌で、自分の一日の気分が左右されてしまう

3つ以上当てはまったら、その相手は少し「境界線」を意識する必要のある方かもしれません。

なぜHSPは狙われやすいの?

HSPは格好のターゲット

HSPは「ちゃんと聞いてくれる」「否定しない」「断らない」というように、エナジーバンパイアにとっての話を聞いてくれる最高の条件が揃っています。

優しさは素敵な長所です。でも、その優しさを自分を削って差し出さなければならないような状況は、健全ではありません。

自分を守る「境界線」の引き方5つ

1. 「境界線」という考え方を知る

境界線とは、「ここから先は私の領域、ここから先はあなたの領域」という心の線引きのことです。
相手の機嫌も、相手の問題も、本来は相手の領域。私が背負う必要はないということを知ることが境界線を引く最初の一歩になります。

2. 愚痴は「時間」で区切る

「すみません、あと5分で出なきゃいけなくて」など、聞く時間をあらかじめ決めておくと、無限に吸い取られ続けるのを防げます。

切り上げるときに、相手を否定せず「自分の事情」でそっと伝えるコツをいくつかご紹介します。
◯「ごめんね、このあと1件電話しなきゃいけない用事があって…。また続き聞かせてね」
◯「もうすぐ荷物が届く予定で、ごめんね。今日はこのへんで」
◯「子どもが待ってるから、また今度ゆっくりね」
「また今度」をそえると角が立たず、罪悪感なく切り上げられます(^^)

3. アドバイスせず、解決しようとしない

HSPは相手の話を聞くと、「自分ごと」として捉えてしまって、一緒に落ち込んでしまったり、抱えてしまいがちです。
私もそうでした。

以前、友人から仕事の相談を受けたことがありました。望んだわけではないのに管理職になり、監査対応、クライアントからの評価、スタッフ間のトラブルの調整…と、悩みはどんどん深くなっていきました。
私は話を聞きながら、解決の糸口が見つからない友人の姿に、一緒になって落ち込んでしまっていました。

でも、あるとき気づいたんです。相手の話は、受け止めるだけでいい。解決するのは、相手自身なのだと。
「何もしないのは冷たいのでは」と感じられるかもしれません。ですが、「この人なら、きっと乗り越えられる」と信じることでもあるのです。そう思い直すと、心がふっと軽くなるのを感じました。

境界線は、苦手な人とだけでなく、大切な人との間でも必要になることがあります。

愚痴を言う人の多くは、解決を求めていないことも多いもの。だから「そうなんだね」と受け止めるだけでいい。
話を聞く側が、宿題のように持ち帰る必要はないんですよね。

4. 物理的に距離を取る

LINEの返信は急がない。会う頻度を減らす。SNSのミュート機能を使うのも有効です。
それは冷たい行動ではなく、自分の心を守るための大切なケアなので、後ろめたさを感じる必要はありません。
職場などで、面と向かって話さなければならないときには、さりげなくティッシュ箱や筆箱を置くなど、
相手との間に何か挟むことで少し距離を感じられて心が落ち着くことがあります。

5. 「いい人」を少しだけ卒業する

境界線を引くと、最初は罪悪感があるかもしれません。でも大丈夫。
本当にあなたを大切に思ってくれる人は、境界線を引いても離れてはいきません。

まとめ|あなたのエネルギーは、大切なあなたと、あなたを大切に思ってくれる人のために

限られたエネルギーを適切な場所で使う練習を

「境界線を引く」と言葉では簡単に表現できても、特に最初は、実際に実行に移すのはなかなか大変です。
今まで長い間積み重ねてきた行動を変えるのは、容易なことではありません。
ですが、意識していくと、少しずつできるようになっていきます。

HSPの優しさと共感力は、誰かに吸い取られるためのものではなく、私自身と、私の大切な人のためのもの。

境界線を自分で調整できるようになると、人付き合いはぐっと楽になります(^^)
参考となりましたら幸いです。

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